空き家記事
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view【週末移住】都会と地方の二拠点生活のススメ
コロナ禍でリモートワークが導入され、人々のライフスタイルが大きく変化しました。地方での暮らしや二拠点生活への注目が集まり、現在テレビやメディアでも取り上げられています。
平日は都会で仕事をして、週末は自然豊かな地方でリフレッシュするという過ごし方を選択肢に入れている人が増えています。
今回は、二拠点生活のメリットやデメリット、気をつけるべきポイントについて紹介します!
二拠点生活のメリット

①地方の自然と都会の快適さの2つの側面を満喫できる
忙しい生活を送っているとつい働き過ぎたり、休むことを忘れてしまったりします。そのため、個人のライフスタイルに合わせて、仕事をする場所や休む場所を変えられる点がメリットです。
生活圏を広げることで、人との繋がりが生まれ、新しい体験やキャリアの転換など様々な経験が得られます。
②移住支援制度を利用できる場合がある
国土交通省が二拠点制度を推進する制度として、2021年に「全国二地域居住等促進協議会」を設立しました。地域活性化や地方への人の流れを作ることを目的とし、二拠点生活を始める方へ情報共有や提言を行っています。
二拠点生活は「地方への人の移動」を期待でき、空き家問題の解決策の1つとしても考えられています。
③クリエイティブな発想やアイデアが生まれる
仕事と休息の切り替えができたり、生活に良い刺激を与えられることにより、クリエイティブな発想やアイデアが生まれやすいです。人との出逢いをきっかけに新たなビジネスチャンスが生まれるかもしれません。
④田舎でのびのびと子育てができる
子どもが小さい時は自然の多い場所で育てたいという方もいます。地方は子どもの遊べる場所が多く、自然の中でのびのびと子育てができます。
子育て世代に向けた支援を行っている自治体もあり、各家庭の方針に合わせて住む環境を選ぶことが大切です。
二拠点生活のデメリット

①二拠点分の費用がかかる
住む場所が1つ増えるため、2カ所分の生活コストがかかります。ミニマリストのように最低限の身の回りのものだけで生活をすると、コストを抑えることもできます。
②また新しく人間関係を作る必要がある
困った時に頼れる人間関係を築いておくと安心です。住む場所によってコミュニティが変わるため、イベントや行事で自分の関わりやすいコミュニティを見つけてみるといいでしょう。
③往復の移動に時間がかかる
2つの住む場所が離れていれば離れているほど移動の時間がかかります。休息の時間より、移動時間の方が長くなると疲れてしまうので、あまりに離れた2拠点で住む場合には注意が必要です。
二拠点生活で気をつけるべきポイント

二拠点生活の始め方とは?
「いつかは田舎暮らしがしたい…」と考えている方にとって、二拠点生活はその一歩になるのではないでしょうか。
二拠点生活を始めるステップとして、以下が大切です。
・二拠点生活をする場所を決める
・費用がいくらかかるのか把握しておく
・長期滞在するのか短期滞在するのかなど滞在期間を決めておく
あらかじめ計画を立てておくことで、準備不足や情報不足を防ぎ、焦らずに対応することができます。仕事の目処や職場の理解が必要です。
家はどうやって探す?
一戸建ての場合は定期的な家の管理や固定資産税がかかるため、慎重な家選びが必要です。
二拠点生活におすすめな場所として、以下があります。
・シェアハウス
・空き家
・定額制でゲストハウスに泊まれるサービス
まずはシェアハウスや定額制のサービスなどを使い、半分二拠点生活をするような形で様子を見ていくのもいいでしょう。空き家を借りて住んでいる人も意外に多く、始めやすさがあります。
長い目で見た資金計画を
その場の気持ちだけで二拠点生活を始めると、予想外の出費で資金が足りなくなる可能性も十分にあります。二拠点生活をしている人の半分に一人は300万円以下で資金の準備をしています。不動産屋や金融機関などお金の相談ができるところで資金計画の相談するといいでしょう。
まとめ

いかがでしたか?
今回は、 二拠点生活のメリットやデメリット、気をつけるべきポイントを紹介しました!
ロハス・ライフでは、空き家をシェアハウスとして活用したり、住まいや家に関するご相談を随時承っています。住まいに関するお困り事はぜひこちらまでお問い合わせ下さい。
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